12月1日に坂上忍さん司会のバイキングで紹介された、がん予防法のカリスマ内科医「秋津壽男先生」による名医が教える!『がんは9割予防できる』です。
最近、北斗晶さんや芸能人の方の告白によりさらに注目度が増しています。
何と国立がんセンターによると、男性の半分、女性の1/3が「がんの予防が可能だった」と発表しています。
出来る限りの予防方法を取り入れてがんの発症を抑えましょう。
がんになりやすい人・なりにくい人 ~お酒編~
お酒によるがんの発生率です。
ここでのお酒の量の目安
日本酒1合=ビール大瓶1本=ワイン240mlとします。
お酒と大腸がんの発生率
飲まない・・・1
2合以上・・・2.1倍
1~2合・・・1.4倍
月に1~3回・・・0.8倍
アルコールを代謝する時に、アセトアルデヒトという悪玉物質が大腸粘膜を傷つけ発がんリスクが上がります。
正しい量のお酒であれば、動脈硬化の予防になったり飲まないよりも効果が有ります。
飲酒する時は、卵を取ると良い。。。
卵にはLシステインが含まれ、がんの原因となるアセトアルデヒトを分解します。
がんになりやすい人・なりにくい人 ~運動編~
がんになりにくいのは…
A 毎日ランニングをする B 毎日買い物に歩いて行く
Bの「毎日買い物に歩いて行く」方ががんになりにくいです。
我々の体の中で毎日数千個出来ているがん細胞をNK(ナチュラルキラー)細胞が退治してくれています。
激しいスポーツは、NK細胞の能力を低下させてしまいます。
笑うとNK細胞の活性化が進みます
A ストレスで胃が痛くなる B 胃もたれで食欲がなくなる
Aの「ストレスで胃が痛くなる」方ががんになりにくいです。
ストレスで胃が痛くなる、治療するの繰り返しによりがんの発生率が高まります。
慢性的な胃炎は遺伝子の修復が間に合わず、胃がんのリスクを高める
胃がん予防法
ピロリ菌を除去する。
胃がんの発症現といわれるこの菌さえいなくなればがんの8~9割は無くなる。
40歳以上の人が持っている確率が高い。
1週間除菌薬飲む事で高い確率で除去できる。
8割くらいが除去できます
一度除菌すると大人は再感染することが有りません。
費用は一週間で6,000円前後
この薬は一般販売は無く、病院へ行ってもらう事。
がんになりやすい人・なりにくい人 ~食事編~
日本で最もがん死亡率が低い町は静岡県の掛川市
その理由は、、、
一日に7~8杯もお茶を飲むからです。
緑茶にはカテキンやビタミンCが含まれており、体のサビツキを防止してがん予防に効果あり
がんの原因となる活性酸素を緑茶に含まれる、カテキンやビタミンCが消してくれます。
その緑茶の中でも掛川市名産の『深蒸し茶』が効果的です。
その理由は、、、
深蒸し茶にはβカロテン、ビタミンE、クロロフィルが含まれています。
βカロテン・・・活性酸素を消す
ビタミンE・・・体の血行を良くする
クロロフィル・・・遺伝子の損傷を修復
水出し深蒸し茶の作り方
① 1ℓの水道水を沸騰させる
② 約3時間冷蔵庫で冷やす
③ 茶葉約30gを入れ冷蔵庫で1時間冷やす
水出し深蒸し茶にはエピガロカテキンが多く含まれます。
防腐性が強くウイルスを抑制してがん予防に効果が有り。
インフルエンザにも効果が有ります。
遺伝するがんと遺伝しないがんがある
遺伝リスク
1 大腸がん ★★★
2 乳がん ★★★
3 卵巣がん ★★★
4 甲状腺がん ★★
5 胃がん ★★
6 前立腺がん ★★
7 肺がん ★
8 食道がん ★
9 肝臓がん ★
10 膀胱がん ★
がん検診
胃がん、肺がん、大腸がんの検診は一年に一回、バリウムと胃カメラを交互に行う。
各自治体から無料のクーポンを配布するところも多いのでチェックしましょう。
40歳を超えたら検診する。
家系にがんの方がいらっしゃる場合は30歳から。
乳がん、子宮がんは発症リスクに個人差があるのでまず検診!