7月24日に放送された加藤浩次さん司会の情報番組「この差って何ですか?」
今回のテーマは・・・
「魚の種類によっての健康効果の差」
赤身魚?白身魚?これにはたくさんの勘違いが!?
「を食べると健康に良い!」というのは、皆さんもご存じの通り。
100歳以上の人にアンケートをとった結果、2日に1度は魚を食べているんです。
しかし!!!
多くの方が魚の食べかとを間違っていて、栄養を十分に得られていない!
魚は赤身魚と白身魚によって異なる栄養成分を持ち、魚の種類によって健康効果に差が出てしまいます!
赤身魚と白身魚では、もともと持っている栄養成分が違うんです。
なので・・・目的に合わせて魚を食べ分けることが重要なんです。
- 血液サラサラ
- 老化防止
- 関節痛予防
などなど…
赤身魚と白身魚、どちらを食べれば健康効果を得られるのかを紹介していきたいともいます。
今、健康食としても話題のサバなど注目のお魚も登場!
マツコの知らない世界で進化した「サバの缶詰」が特集されました。
それでは早速、この差って何ですか?「赤身魚?白身魚?魚の種類によっての健康効果の差」いってみたいと思います。
血液サラサラ効果があるのは赤身魚と白身魚どっち?
血液がサラサラになる健康効果を得られるのは、赤身魚・白身魚どっちだと思いますか?
そもそも、なぜ血液がドロドロにあるのかご存知ですか?
脂っこい食事をとり過ぎる事で、血管の中にコレステロールが溜まってしまい血液に流れが悪くなってしまうからなんです。
そんなコレステロールを取り除いてくれるのが、魚に含まれるEPA
魚を食べることでEPAが体内に入ると、血管の中の余分なコレステロールを取り除いてくれるため、魚を食べると血液がサラサラになるんです♪
そんなEPAを多く含んでいる魚は・・・赤身魚
EPAとは、魚が持っている脂のことを言います。
- マグロ
- カツオ
- アジ
- サバ
アジやサバなどは背中が青いので「青魚」と呼ばれていますが、中の身を見てみると赤いので「赤身魚」に分類されるんです!
なぜ、赤身魚の方が脂が多いのかというと・・・!
海の中での生活の姿を見るとわかるんです。
マグロや、カツオなどの赤身魚は回遊魚が多く、海の中で常に動いています。
多くのエネルギーが必要になる回遊魚は、エネルギーの源である脂肪を多く蓄えています。
赤身魚は脂肪が多い=EPAが多いという事です。
赤身魚の種類でEPAの量に差が!?
血液サラサラ効果のあるEPAが多い順は?
- 第1位・・・サバ(100g中に700㎎のEPA)
- 第2位・・・カツオ(100g中に400㎎のEPA)
- 第3位・・・アジ(100g中に300㎎のEPA)
なぜ、サバには多くのEPAが含まれているのかと言うと!
カツオやアジは、太平洋側の温かい海流に乗って回遊しています。
サバの回遊している場所を見ると、北側の冷たい海流に乗って回遊しています。
その為、寒さから身を守るために多くの脂を蓄えているんです。
より効果的にEPAをとる方法!
EPAは脂なので、焼き魚などにしてしまうと流れ出てしまいます。
食べ方としては、お刺身などの生で食べることをオススメするのですが…
刺身で食べるよりも効率的にサラサラ血液効果のあるEPAをとる方法があるんです!
それは・・・ サバの缶詰「鯖缶」
EPAは骨の周りに多く含まれています。
缶詰は魚を丸ごと骨まで食べられるので、結果的にEPAを多くとる事が出来ます。
岩手県産のサバ缶。
カラフルな見た目のサヴァ缶は、キッチンに飾りたくなるパッケージなんです。
サバに含まれるEPAの量をサバの缶詰(1缶170g)とお刺身170gで比べてみると・・・
お刺身では1190㎎EPAに対して、サバ缶は1700㎎も入ってます。
サバ缶は、水煮でも味噌煮でも同様に栄養が多く含まれているのでお好みで良いそうです♪
血液サラサラ効果抜群!サバ缶まるごとチーズだし巻き卵レシピ
血液サラサラ効果抜群!
『サバ缶まるごとチーズだし巻き卵』の作り方を教えちゃいます。
材料は…
- サバの水煮缶・・・1缶
- 溶き卵・・・(卵3個分)
- ミックスチーズ
- 万能ねぎ
- しょう油・・・(大さじ1)
- 砂糖・・・(大さじ1)
作り方は・・・
- サバの水煮缶を溶き卵の中に汁ごと全部入れます
- サバのニオイ消しにチーズとネギを入れます
- 味付けでしょう油と砂糖を加えます
- 良く混ぜ合わせてからフライパンで焼いたら完成
サバ缶の汁にもEPAは溶け出しているので丸ごと入れるのが重要なんです。
ですが、サバ缶の汁は臭みが気になりますよね。
その臭い消し効果もかねてチーズとネギを入れるのがポイントです!
老化防止に効果があるのは、赤身魚と白身魚どっち?
老化の原因になるひとつは、血管などにダメージを与える活性酸素という物質。
そんな活性酸素を取り除いてくれるのが魚に含まれるアスタキサンチン
アスタキサンチンが体内に入ると活性酸素を取り除いてくれるため老化防止に効果があります。
老化防止効果のあるアスタキサンチンが多く含まれているのは、赤身魚・白身魚どっちだと思いますか?
アスタキサンチンを多く含んでいるのは・・・白身魚
ちなみに、アスタキサンチンはエビなどの甲殻類にも含まれています。
- 鯛
- ヒラメ
- うなぎ
- ハモ
白身魚が食べているエサはエビなどの甲殻類。
そのため、白身魚には多くのアスタキサンチンが含まれているんです。
白身魚の種類でアスタキサンチンの量に差が!?
老化防止効果のあるアスタキサンチンが多く含まれる魚は?
- 第1位・・・紅鮭(100g中に約3.7㎎)
- 第2位・・・金目鯛(100g中に約2.0㎎)
- 第3位・・・真鯛(100g中に約0.9㎎)
魚の赤い身の色と、アスタキサンチンの量は比例しているそうです。
エビをたくさん食べる魚ほど体に多くのアスタキサンチンが入るので、その分身も赤くなります。
秋鮭は川を上る時に、体に多くの傷がついてしまいます。
体が傷つくことで鮭の体内には活性酸素が大量に発生するのですが、その活性酸素から体を守るためにエビを大量に食べてアスタキサンチンを体に蓄えておきます。
アスタキサンチンを効果的にとる方法
紅鮭を焼いて食べるのと、フライにして食べるのではどちらがより効果的にアスタキサンチンをとる事が出来るのでしょうか?
それは・・・フライなんです!
アスタキサンチンはそのままですと体内で吸収されづらいのですが、脂と一緒にとる事で体の中で吸収されやすくなるため、油と一緒に調理するのがおススメ!
関節痛の予防効果があるのは、赤身魚と白身魚どっち?
関節痛の原因の一つは、体の中のコラーゲン不足。
コラーゲンが不足すると軟骨が硬くなり、その軟骨が擦れることで関節が痛くなるのです。
そんな関節痛に必要なコラーゲンは魚に多く含まれています。
魚のコラーゲンは鶏肉のコラーゲンに比べて、体内で細かく分解されやすいため、鶏肉よりも7倍も多く体の中に吸収されやすいんです!
関節痛予防効果のあるコラーゲンが多く含まれる魚は?
コラーゲンを多く含んでいるのは・・・白身魚
実はコラーゲンの量は、赤身魚と白身魚の泳ぎ方が関係しているんです!
白身魚のヒラメは全身の筋肉を使って泳ぎます。
魚の筋肉は非常に硬いため、筋肉をコラーゲンで包んで守る事で筋肉をしなやかに動かす事が出来るんです。
全身を使って泳ぐ白身魚には、全身にコラーゲンが含まれています。
白身魚の種類でコラーゲンの量に差が!?
関節痛予防効果のあるコラーゲン多く含まれる魚は?
- 第1位・・・ウナギ(100g中に約5,570㎎)
- 第2位・・・カレイ(100g中に約1,800㎎)
- 第3位・・・アユ(100g中に約1,000㎎)
ウナギは、激しく全身を使って泳ぎますので、コラーゲンを大量に蓄えているんです。
ウナギの蒲焼は、蒸して焼いて調理するのでコラーゲンが失われるのでは?と思う方も多いと思いますが、コラーゲンはタンパク質なので焼いても失われません。
ウナギの蒲焼と一緒に食べることでコラーゲンを効率良くとれる食材は 卵
ウナギと卵を一緒に食べることで、卵に多く含まれるビタミンB群がコラーゲンをより細かく分解するのです。
細かくなったコラーゲンは体に吸収されやすく関節痛予防に効果的なんです。
「この差って何ですか?」で話題になった料理レシピや家事のプロ技が詰まった書籍。
毎日を快適に過ごす為の生活の知恵が詰まった本です!
この差って何ですか?「赤身魚?白身魚?魚の種類によっての健康効果の差」いかがでしたか?
EPAをはじめ、アスタキサンチンやコラーゲンなど美肌効果も期待できる栄養成分が豊富に入っている魚。
今話題のサバなどがもたらす健康効果など大変勉強になりましたね!
美味しく鯖を食べるにはコチラから↓
まだまだ暑い夏は続きます…。
赤身魚と白身魚を正しく食べて健康に暮らしましょう♪